翠渓会静岡支部・支部釣行(西部)【第二十四陣】1
翠渓会静岡支部・支部釣行(西部)【第二十四陣】1
「奥大井は今日も雨だった…」
【データ】
・日程:2006年05月27日
・天候:雨
・水系:大井川水系
・釣行者:蒼翠&管領 春翠どの
【釣行記】
今年は本当に5月の雨が多いですね。
ゴールデンウィークの紀伊半島遠征から帰って来て以来、土日に川の水が
落ち着いた事が無いのでは?と言ってもそろそろ禁断症状が出始めてきたので、
今回降水確率90%にもめげず、4月以来の大井川へ行って来ました。 同行者は、
春翠どのですが、彼は前日より山中へ、入渓場所も別々になりました。
金曜夜に本陣へ到着。 KさんとSさんが先に来ていた。 眠かったので
明日の天候などをほどほどに話して、就寝とする。 夜中結構強く降る時間帯
もあり、半分諦めモードに。 案の定、本来起きるべき時間にもドシャ振りに。
それにしても、春翠どのは大丈夫かなあ〜。 この水系では、こうなると遡行
すら困難になり、釣りにならないので、取り敢えず二度寝を決め込むことに。
明るくなってから雨がほとんど止んだので、モソモソと起き出す。 何とKさん
とSさんも出発していなかった。 話をすると釣りを止めて山向こうの温泉に
行くので、私が起きるのを待っていたとの事。 強い誘惑に負けそうになったが、
何とか振り切って、まだ入った事の無い支流を目指す。
支流の出合いに着いたのが9時。 この時間だし、ルートも聞き忘れたので
今晩の宴会用のオカズが釣れれば、早くても帰るつもりで川床に降りる。
ここは上流に取水堰があり、平水時出合いは伏流しているがさすがに今日は
出水している様で、出合いから結構な水量である。
入ってすぐに溪が狭まり出し、何回かのカーブを曲がったところのブッツケで
早速当たりあり。 上がったのは10cmくらいのチビアマゴちゃん。 しばらく
同じサイズがぽつぽつ上がる。 上に木が覆い被さり暗めの流れ込みで、待望の
引き有り。 サイズは20cm止まりだったが、先が判らないのでオカズ用に
キープする。 もう一匹キープサイズを追加した後に、良さそうな淵が出現。
落ち口に大岩があるので、もしやと思い粘ることに。 開きを狙って一発目は
チビアマゴちゃん。 ダメかな〜と思いながら、落ち口近くを何回か流すと
これまでと違う当たりあり。しっかり合わせると重い!しかし、流れに突っ込
まずスーと上がってくる、が水面近くで大暴れ。ヒヤヒヤしながら取り込むと、
今年初の尺物でした。(今回の画像です)
その後さらに渓相も良くなり、遡行も大変になる。(と言っても膝上まで
だが、雨が止まないので帰りが心配で…) 大場所もあり、尺物よまたおいでと
力むが、オチビちゃんか20cm止まり。 そのうち通ラズに到着。 両岸岩盤の
S字の長淵になっている。 岩盤の向こうに平地が見えるが、胸まで浸かって
中を通すか大高巻きをしないと無理そう。 まだお昼だし、この時期ズブ濡れに
なるのは嫌なので(夏の晴れた日なら、喜んで浸かります)、腹ごしらえをした
後に植林帯を巻く事に。 傾斜はきついがしばらく踏み後があり、水平に移動
出来そうな場所を探す。 途中ガレ場もあり、どんどん高度を上げる。 その内
上が明るくなり、植林帯も続いていそうなので、しんどいがそこを目指す。
上がってみると、そこは何と溪が大きくカーブしているコブの稜線でした。
一気に力が抜けて、放心状態に。 とてもここを往復する気になれず(上りに
1時間近く掛かった)、本日は終了としました。
今回の釣果、アマゴ 30cm 1匹/20cm 3匹/オチビ 多数
夕方、春翠どのが帰って来て合流。今日の通ラズの話をすると、平水時は
腰下で高巻きは不明との事。 やっぱりね。
夜の宴会で、魚を炭火で焼きましたが、思った以上に肉厚で旨かったです。