翠渓会静岡支部・支部釣行(西部)【第二十八陣】
翠渓会静岡支部・支部釣行(西部)【第二十八陣】
「相変わらず健脚で!」
予告通り、師匠・匠翠と一緒に本陣へ釣行してきました。読者の皆さんもこの日記を観たら、ワールドカップ・クロアチア戦で
日本イレブンを応援しましょう!
【データ】・天候:曇り時々晴れ&雨のち土砂降り
・水系:大井川水系・釣行者:蒼翠&匠翠【釣行記】ご存知の方も居ると思いますが、静岡県は木曜日夜〜金曜日朝にかけて大雨が降りました。(大井川流域で半日累計200mm!)そんな後のこの週末に山に行った釣りバカの記録です。前日昼に師匠へTELしたところ、師匠は諦めていたとの返事。師匠にとっては今年初の本陣釣行なので、一緒に入りたい一心であれこれと誘惑し、結局夜の集合となった。こちらは、いつもより早く出発し、明るいうちに本流のの水量が見える所まで来ると、川は茶ドブで大増水! まだまだ大丈夫小沢なら引くもの早いし!と、自分を説得する。何と春翠どのが居た。話をすると、今朝の土砂降りを見て諦めたのと体調不良の両方でお休みだったとの事。 山で体調が悪くなると、致命的になる場合があるので正解です。お大事に。同じ支流に入る人が他に居なかった&川の状態の事もあり、そんなに気合いを入れてもしょうがないと、朝5時に出発。(遅いな〜)取り敢えず、小沢を目指す。沢に着くとまずまずの水量。しかし、二人だと2時間くらいで終了してしまうので、もう少し奥の大きめの沢を見てから、そちらが駄目なら戻る事にする。大沢に着くと、普段の2倍の水量で無理そう。ここで二人に色気が出て、さらに上流を目指す事にする。途中川の様子を見ながら山行し、結局支流本流の二俣まで来てしまった。ここまで来るとさすがに水が引き始めていたが、時間は既に9時半を回っていた。師匠が竿を出すと、早速本来の目的で無い方の沢の入り口で9寸クラスのアマゴを上げる。師匠はそのままそちらを釣りたい様なので、後から合流と言う事で二手に分かれる事にする。私の方は二俣からしばらく歩き飛ばしてから竿を出す。実はここまで来たのは3年振り。しかもこんなに良いコンディションの時に入るのは初めてである。思った通り最初の良さそうなポイントで早速当たりあり、8寸のアマゴが上がる。それから、ここぞと狙ったポイントはほぼ全て当たりあり。この支流で初めての爆釣の予感。但し、サイズは20cm以下がほとんどなので、リリースし続ける。最初の大場所を気合いを入れて狙うと2投目にわずかな当たり、しかし針に乗らない。3投目にはっきりした当たり、しっかり
合わせるとガツッとした強い引きが来る。アマゴなら尺以上を確信し慎重に寄せると何と9寸のヤマトイワナでした。尺上でないのは残念だが、ヤマトイワナなら納得。次の大場所で9寸のアマゴを追加。こちらも引きが強かったので尺を期待したが色が綺麗な背突っ張りでした。しばらくして時計を見るとすでに11時。師匠は合流しないのかな?と思っていると下流から声がする。聞くと片方の沢を結構釣り上がったとの事。それで追いついてくるのだから、健脚は健在の様だ。あちらも当たりが多かったが、小さいイワナが多かったとの事。昼飯休憩の後納竿時間を14時頃に決めて、今度は二人で釣り上がる。まだまだこの沢の入り口付近なので、今日はアマゴ止めまで半分くらいの行程で終了になりそうだ。その後もお互いに良いポイントでは、8寸クラスを上げ続ける。途中大物が付きそうな流芯の両脇が掘れた淵で、多分本日MAXを掛ける。しかし、散々泳ぎ回われて尺上の魚影が見えた後、石の間に入ったところで糸を切られる。大物が居る事が判ったので、その後の大場所は粘る事にするが師匠が9寸アマゴを上げたのみ。自分は8寸止まりであった。納竿時間近くになると、師匠は足が辛くなってきたので早めに納竿するとの事。一緒に釣行し始めた頃には、まずは無かった事だ。大抵私の方がへばっていた。時間の流れを感じる。 最後にと決めた低めの滝壷も、結局大物はお留守でした。 リリースして納竿。
帰りの山行は延々4時間。上りではお互いバテバテでした。それでも休憩時は沢の水で入れたお決まりのコーヒーを一杯。雨は最初は弱かったが、山を降りる程強くなり、最後は土砂降りでした。 二人でびしょ濡れになり、お疲れ様でした。師匠、またよろしく。