『渓流』 ２０１１年 春号 解禁前に読みたい渓流本の一冊
昨年は年一回の発刊になり、毎年創刊が危ういが85年以来の続刊ということで『渓流』シリーズは全て読んでいる。2011年はつり業界といえども不況と無縁とはいかず、各メーカーや販社、出版社も新たな時代を迎えるだろう。釣行に必要な情報もペーパーレスの時代で出版の【本】もなくなるかも知れない。実際ネットを『見たことが無い』という人は稀で、テレビ、電話など直接的にもデジタル時代の道具になにかとお世話になっているものだ。オフの読みものも毎年多くなるが、今年は解禁も遅れるので暫くは机上の空想釣行もよいかもしれない。春号だが中身は昨年夏の釣り場の回想記が多い。てんからのファンには必読の一冊で中身が濃い。
渓流2011 春 の内容
特集 テンカラで、ひょいっと。
福島県／阿賀野川水系 只見川支流・白戸川
瀬畑雄三の源流テンカラ 写真と文◎浦 壮一郎
岐阜県／木曽川水系・飛騨川支流 秋神川
石垣尚男さんの渓流テンカラ「これだけ」和式毛鉤釣の伝播 写真と文◎浦 壮一郎
群馬県／利根川支流 神流川
倉上 亘の老眼テンカラ もう、淵は釣りもらさない。 写真と文◎浦 壮一郎
長野県／千曲川水系・犀川支流 鹿島川、梓川支流 島々谷川
吉田 孝の柔軟テンカラ たくさんの毛バリは釣り人に何を与えてくれるのか？ 写真と文◎浦 壮一郎
岐阜県／長良川支流 亀尾島川
片山悦二の食わせテンカラ 時には、たるみこそが重要。 文◎片山悦二
少なくとも100尾は、虫と間違えた毛バリたちです。
名手の一軍毛バリ 写真◎浦 壮一郎
丸山 剛が選ぶ テンカラの似合う渓 写真と文◎丸山 剛
あなたのテンカラと、完璧にマッチするのはどのサオか？
各社テンカラザオ フィールドテストのデータ公開！
渓流だけじゃない。異端のテンカラ
テンカラが難しいと思っている人へ。
毛バリに飛びつく魚を見るために、越えるべき壁。
日が暮れても、帰りたくないオトナのために。源流に浸透す。
丸太みたいなイワナを釣りたい。ヌシが口を使う時 写真と文◎岡部勝明
富山県／黒部川水系 北又谷
渓で「ジューニジジュージ……」が聞こえたら。写真◎高桑信一文◎岩城史枝
秋田県／雄物川水系・玉川支流堀内沢 マンダノ沢
雨の合間の蛇体淵詣で。 写真◎丸山 剛 文◎稲垣信明
長野県／千曲川水系・梓川支流島々谷川 小滝沢
源流の一番甘いところだけ、いただきました。 写真◎丸山 剛文◎丸山尚代
何が出てくる？ イワナの胃の中
渓の夜、くつろぐために。
幕場作りの教科書
おいしい道草、知っていますか？
釣りの合間に見つかる山菜図鑑
楽しみは、魚だけじゃない。
渓流で見つかる山菜 写真◎浦 壮一郎 解説◎渡辺政成
新潟県／三面川水系・末沢川 トコロ沢
ほら、ここにも春。 写真◎丸山 剛 文◎大山勝五
ここらでちょっと、渓流の物語を。
釣り友達の妻 文◎服部文祥
岐阜県／神通川水系・高原川支流 蒲田川
奥飛騨ヤマメは、よく食うヤマメ。 写真◎津留崎 健 文◎島田岩男
長野県／信濃川水系・犀川支流 梓川
魚目線で解く。夕マヅメの奔流詰将棋 文◎井上 聡
尺上河川案内 文◎井上 聡
連載
色踊る、森の夜。檜枝岐歌舞伎 写真◎浦 壮一郎 文◎渡辺政成
希望の里暮らし
第16回 踵の自由。「ただ、下へ」からの解放。 写真と文◎高桑信一
渓流GOODS & PRESENT
渓流遡行マスター養成講座 Vol.2
地形図を読む＆ヘツリ・高巻きの基本編 解説◎深瀬信夫
中級者のための釣り場案内 Vol.5 写真と文◎高桑信一
News & Report
砂防ダムと河床低下の関係を考える 生きた川を削るのは、誰だ？ 写真と文◎浦 壮一郎
ほか
税込み1890円 全国書店で販売中
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翠渓会中日本圏本部・静岡支部支部釣行【第十二陣】2
『自分に納得する為に』2
【釣行記】続きです。 朝は天気が良かったけど、すぐに雲が出て来た。 下流の遡行中に空中にぶら下がっているものが見えた。近付くと、川に掛けられた木を運ぶワイヤーの残骸だった。多分このまま撤収される事はない。 対称的に、原始の森の残りもある。人の手が入らないと、神々しい。
遡行については、まずは前回のルートをなぞる。 雲が出てきて、中々気温が上がらず。 最初のズブ濡れ後、ずっと歩いている割には寒いな〜と気温を見たら18℃だった。昼過ぎまで、カッパを着てしのいだ。
いよいよ前回断念した核心へ。 段差の中のさかなは、例年より少なかった。 途中に二又の滝があるが、こいつは下からだと片方見えなかった。 ピークは大岩。最初の滝は、以外と穏やかなのが下とのギャップで印象的だった
今日さかなは、みんなアマゴ。 金色掛かった原種系も釣れた。珍しい。 久々にサケ顔でかっこいいオスも釣れた。 みなさん産卵の準備完了済み
帰りには、おなじみのコーヒーブレイク。 いつも思うが、良い川で飲むコーヒーに勝るものはない 。 また来年、この川で、良いさかなに会いたいものです。
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翠渓会中日本圏本部・静岡支部支部釣行【第十二陣】１
『自分に納得する為に』１
【データ】・日程：9月18日（土）／天候：晴れのち曇り 【釣行記】最終9月も半ばが過ぎ、他の予定を考えると、今週末が今シーズンラストと言う感じ。 先週にはまとまった雨が降って、さかなに活性が戻ってきただろうから、丁度良いタイミングだと思う。 と言う事で、師匠の方は先週で竿納め（釣り終了）との事で、一人でと渓に行ってきた。
今回の行き先は、今シーズンの心残りである5月1日の場所のリベンジとした。http://sousui.wablog.com/271.html 前回時間切れで辿り着けなかった滝上まで行けば、釣れても釣れなくても 自分に納得できると思う。
結果としては、滝上まで行けたし、沢遊びも釣果の方もシーズンラスト
として十分に楽しめた。 写真もとにかく撮りまくった。（2へ続く）
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翠渓会中日本圏本部・静岡支部支部釣行【第十一陣】2
『猛暑の中で』2
【釣行記】続きです。 下界と違い朝方は掛け物がないと寒い程なので、さかなに婚姻色 （赤み掛かる）が入り始め、食い付きはさらに悪かった。 なぜ判るかと言うと、水が澄んでいるので、エサに近付いて来るさななが 見える事があった。（気のないさかなは、食べずにUターンする）
まずは広めの川をひたすら遡行。 日差しは強いが、木陰もあるので写真を撮るとコントラストが強くなった。 遡行を進めるとやや狭くなり、吸い込まそうな深い淵が多くなる。 さらに行くと、いよいよ源流域に突入。こんな山奥でも、昔の山仕事の痕跡がある。 最後に終点の滝に到着。 さかなは、レギュラーサイズが小さい。本日MAXは、25cmくらい 。お腹が大きいのは、オスは白子、メスはイクラが詰まっているから 。
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翠渓会中日本圏本部・静岡支部支部釣行【第十一陣】１
『猛暑の中で』１
【データ】・日程：9月4日（土）／天候：晴れのち雨 【釣行記】いよいよ9月に入り、今年の渓流釣りもあと一ヶ月となった。 例年と違い未だに猛暑が続き、最近まとまった雨（集中豪雨は×、夕立は◯）が降っていないが、ラストスパートと言う事で師匠と渓に行ってきた。
山は予想通りカラカラ。 川は減水ぎみで、水は透き通っていた。 水温も高めなので、さかなは超敏感。（2へ続く）
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翠渓会中日本圏本部・静岡支部支部釣行【第十陣】2
『台風明けに』2
【釣行記】続きです。 結果は、前夜に降った大雨の影響も多少有りますが、帰りがけにやってしまったミスにより帰り時間が大幅に遅れて、疲れた一日でした。
釣れたさかなは、すべてアマゴ。一番大きいので、27cmくらい 。 アタリは多かったけど、小さくて痩せてのが多かった。エサの状態は回復していない様だ。
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翠渓会中日本圏本部・静岡支部支部釣行【第十陣】１
『台風明けに』１
【データ】・日程：8月21日（土）／天候：曇りのち晴れ 【釣行記】台風の影響もそろそろ無くなった頃だろうと言う事で渓流釣りに行って来ました。 師匠は、都合が合わなくて、今回は単独釣行。
当日山は、朝の霧が酷くて、スタートが遅れた。 川は、とにかく水量が多くて、遡行には苦労しました。 でも、釣りには丁度良い「笹濁り」というヤツです。 （2へ続く）
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翠渓会中日本圏本部・静岡支部支部釣行【第九陣】２
『梅雨の合間に』２
【釣行記】 続きです。 結果として、アマゴ（雨子）の名の通り、雨の後で元気になったさかなと十分に遊ぶ事が出来た。 やっぱり、渓を歩くのは楽し！ 久方の釣りとさかなの良さに、釣りに集中してしまって、写真撮影少なめだった。
帰り道は、ちょっと遅めの山椒の実を採った。 さかなを調理するときに、添えると抜群に美味しくなる。
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翠渓会中日本圏本部・静岡支部支部釣行【第九陣】１
『梅雨の合間に』１
【データ】・日程：7月10日（土）／天候：晴れ時々曇り 【釣行記】 何と1ヶ月半振りの釣りに行ってきた。同行は師匠。 途中ヤボ用も有ったが、ほとんどは週末付近が大雨所為。今回も結構予定が動いた。
前日は夕方から大雨。ほとんど諦めかけていたが、昼の予報で夜半には現地の雨はあがりそうなので、行けそうな予感。いつも前夜移動なのだが、雨で通行止めになっているとマズいので、当日早朝出の日帰りとした。 また釣り場についても、本流筋は目も当てられない状態と予想されるので、水の引きが早い支流の上流部へ （2へ続く）
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翠渓会 ＬＩＢＲＡＲＹ TOTAL CD&DVD 静岡の渓流
CD/DVD VOL1〜VOL30、年内。画像はＭＡＴＲＩＸバージョンを使用。CD版は画像中心。VOL30〜VOL50と特別版を予定。
■ 回想記特別版・渓流‐匯想烈伝/ＭＡＴＲＩＸｰＣＡＳＡ
匯想烈伝の記事と古いモノクロ画像と動画を収めてあります。
■ 各地域支部版
地域支部毎に各支部地域の渓流を収めています。画像、動画
■ 渓流名竿辞典版
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