翠渓会静岡支部・支部釣行(西部)【第四陣】
翠渓会静岡支部・支部釣行(西部)【第四陣】
「やっと降った雨だけど…」
【データ】・日程:5月1日(火) /・天候:雨 /水系:北山川水系支流
【釣行記】 今日からいよいよ紀伊半島遠征釣行の始まりである。しかし、昨晩夜中から降り出した雨は朝になっても止む様子無し。ある意味待望の雨であるが、この地方は日本有数の豪雨地帯であるので、喜んでばかりはいられない。一応6時には起きてみたものの、昨晩の打ち合わせ通り様子見となる。 それでも8時には春翠どのの作戦会議となる。雨は夕方には止む予報となったので、早めの昼食を取り10時出発とした。
目的地は、昨年と同じ北山川水系の支流である。去年はピーカン渇水でエラい目にあったが、今年はこの雨が多少は恵みとなるか?雨で体を冷やしながら、入渓点へ到着。途中で見た川の様子は芳しくない。これまでの渇水が酷かった様で、去年の水量と変わり無し。お湿り程度にしかなってない様だ。それでも雨はアマゴの活性を即すので、強くはないが止む様子のない雨に一分の望みを掛ける。
川は去年と特に変化無し。 ただ去年と違う所は、所々でアマゴが走るのが見られる。 少しは期待しながら最初の滝ポイントへ。ありゃー埋まっちゃてるよ。淵の大きさは半分位になっている。春翠どのが譲ってくれたので、私が探る事に。何投か目でやっと当たり有り。上げてみると、紀伊半島名物アブラハヤ君でした。めげずに粘ると、今度は違う当たり有り。今度もあっさり上がって来たのでアブラハヤかと思ったら、チビアマゴでした。一応今年初ものなので、安心する。
その後遡行しながら釣り上がる。 要所要所のポイントでアブラハヤの中にアマゴが混じる。但し型は、20cm程度である。 本日最後にして最大の淵ポイントに到着。長淵の向こうに滝が見える紀伊半島特有のポイントだ。手前から竿を出せるのは両端のみだが、今年は淵が掘れて片側には胸まで浸からないと取り付けない。 春翠どのと相談し、私は高巻きして滝上に降りる事にした。滝上に降りると、下手の岩盤に春翠どのがへばり付いているのが小さく見える。(今回の画像です) 魚に気付かれ無い様、慎重に滝の落ち口から攻める。 何投か目の待望の当たりあり、抜き上げると期待したより小さいアマゴ。更に粘ると今度は結構引く。良く太った8寸アマゴだった。 春翠どのは過去にここで何度も良型を上げているので、更に粘るが、3匹目を釣り落とした後ピタリと当たりが止まった。 今日はここで諦めて、納竿とした。
車に戻って片付け後、北山川を下って2日目の宿泊地北山村奥瀞へ。 「おくとろ温泉きたやま」で今日の汗を流す。久し振りの山岳釣りで疲れたので、今日は自炊中止、
併設のレストランで外食とする。「鶏ちゃん」と言う炒め物が、ピリ辛で美味でした。(ご飯のお代り自由だったので、つい…) 雨も止んで、明日は天気が良さそうだ。