翠渓会静岡支部・支部釣行(西部)【第五陣】1
翠渓会静岡支部・支部釣行(西部)【第五陣】1
『郷愁の川は今』1
【データ】・日程:5月12日(日)/・天候:雨のち曇り/・水系:天竜川 【釣行記】先週末も釣りに行って来ました。私が都合によりしばらく釣りに行けないので、日帰りで近場になりますが、師匠の思い出の沢に案内してもらいました。いつもより大分ゆっくりで、朝7時に集合。昨日から急に気温が下がり、寒いぐらいだ。今日はこのまま車で、山の稜線近くまで登り、沢への降り口まで向かった。車止めに着いても相変わらず小雨は降り続いている。外に出ると下界よりも明らかに寒い。気温を見ると7℃。さすが標高900m近くなだけはある。そこから谷筋に沿って、100m下降し、沢の流れに着いた。この沢は本流の出合いから500mは、滝の連続で遡行出来ない。また沢の上流部に直接通じる道も無い。まさに師匠が30年前に地図を見ながら、通じる道を探し当てた沢なのだ。降り立ったのは、さらに枝沢なので水量が少ない。師匠曰くこれでも水がある方で、夏場はほとんどチョロチョロと言う事だ。枝沢沿いに下降し、本筋に合流するとそれなりの水量があった。丁度出合いの淵で、魚が走るのが見えた。何とか魚は残っている様だ。まずは本筋を下降しながら釣る事に。沢釣りでは邪道だが、谷が深く下流に回り込む道がないので、致し方なし。師匠は釣りながら首を傾げている。本来なら出ても良いポイントで、当たりがないのだ。一匹目が出たのは私の方。淵の流れが弱くなった所で小さな当たりだ。しかし1回目では合わせられず、2回目でようやく針に乗った。かわいいチビアマゴだ。天然物らしく、色が濃くきれいだ。昨晩の雨で急に水温がさがり、喰いが悪い様だ。師匠の方にも同じ型が出て、しばらくすると滝の落ち口に到着。ここからは連瀑帯が始まるので、Uターンとした。(続く)