翠渓会静岡支部・支部釣行(西部)【第五陣】2
翠渓会静岡支部・支部釣行(西部)【第五陣】2
『郷愁の川は今』2
【釣行記】続きです。一度下降してきた枝沢の出合いまで戻る。今度は本筋を遡る事に。こちらも魚影が見えるのだが、相変わらず魚は小さい。また、徐々に落差が無くなり、魚が止まれる淵も少なくなってきた。それだけ稜線近くを水平に流れていると言う事だろう。師匠曰く、昔は砂利が少なくナメ底のトロ場が続いていた言う事だ。もちろん魚の数もサイズも今日と比べられない程良かったそうだ。その時にはまだ大きな天然木が残っていたそうだ。今は一度伐採をされていて、細い木が川を覆っている。山を変えてしまうと、魚も居なくなっていまうと言う事だろう。しばらくすると空が明るくなってきた。いつの間にか霧雨も止んでいる。丁度良いのでここらで昼ご飯とする。新緑の真っただ中で、ご飯も美味しい。昼ご飯後も穏やかな渓相が続く。なんて事はない浅い流れ込みで、今日一番のアマゴが出た。8寸弱あり、全体が金色かかっている。多分この水系のネイティブだろう。しかし、体長の割には頭がでかい。やはり餌が少なく、成長出来ないのか?記念撮影後、これからも子孫を残してくれるのを祈って、そっとリリースした。その後二俣に到着し、二手に別れた。どちらも水量がさらに少なくなり、魚影も遠のいた。ここらが上限だろう。 車に戻った後すぐにコーヒーブレイクにしようと言うと、師匠から場所を変えようとの提案あり。そこは稜線が急に開けた所で、天竜川と川が削り取った山並みが見渡せる最高の場所でした。
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2008/06/26 23:15
昔の沢ってなかなかいいですね。懐かしい沢には足を運びたくなるもの。。。