翠渓会静岡支部・支部釣行(西部)【第十三陣】

翠渓会静岡支部・支部釣行(西部)【第十三陣】
紀伊半島
「今日はお留守の様で…」
紀伊半島遠征記その2です。
今回は、AM&PMで入渓場所が違いますので
2部構成とします。
【データ】
・日程 :2006年05月01日
・天候/気温:晴れ/最高28℃??
・水系 :AM=北山川水系支流
PM=北山川本流
・宿泊地 :奈良県十津川村
・温泉 :道の駅おくとろ(和歌山県北山村)
・釣行者 :蒼翠&管領 春翠どの
【釣行記】
第一部)
朝4:30起床。 普段の釣行に比べれば遅め。 しかも、春翠どのの希望により
朝のコーヒ一杯が入り、出発は更に遅れ6時頃に。(先は長いので、スタートから
焦る事は無いでしょう)
春翠どの案内による長い山行を経て、入渓点に着いたのは8時頃となった。
途中山から降りて来る風が生暖かく、「さすが紀伊半島だ!」と二人で話題に
なっていましたが、まさかあんなに上がるとは・・・。
山道から下降し川床へ、さらに吊り橋を渡り、やっと川へ降りる。
水はさすがに綺麗だが、水量は少なめ。また川底の石には茶色い苔が付いて
おり、水温は高めに感じる。 この辺りも南アルプスの川とは違うところ。
しばらく遡行すると最初の大物ポイントに到着。 紀伊半島特有のザラ瀬の
詰まりに大淵をたたえた滝が現れる。春翠どの曰く、これでも手前は埋まって
来たとの事。 第一投を譲ってもらい、竿を出す。早速当たり有り、しかし
型は小さく18cm止まり。 その後もう一匹追加するが、型は同じ。
さらに遡行し、実績のあるポイントを通るが、アマゴ当たりは無く、
アブラハヤばかり出る。 日が高くなり、気温がぐんぐん上がって来たのも
気になり出す。(水温が高くなると、アマゴが引っ込み、アブラハヤの襲撃を
受ける可能性が大きくなるので)
最終の絶好ポントに到着。10m近い長淵の向こうに滝が落ちている。淵は深く
とても落ち口には竿が届きそうにない。(今回の画像はここです)
ここでは、春翠どのが左側・私が右側の岩盤に取り付き、各々長竿で攻める。
・・・が何故かアマゴは出ない。過去に大物実績があるので、お互いに粘るが
結局アブラハヤのみ。 最後にはアブラハヤの餌やり状態になってしまった。
多少の心残りがあるが、次回に期待し川を変える事にする。
第二部)
PMに車へ戻った後、車で北山川を下る。 R169に入り、北山峡方面へ。
今度は、この辺りの本流の夕マズメを攻める事にする。 相変わらず谷は深く、
川床へ降りられるポイントは限られる。渓相も良く、瀬とえぐれた岩盤で出来た
淵が交互に現われる。 ダム下だが水量は多く、笹濁りぎみ。
まずは、荒瀬下の淵を狙う。 いきなり、春翠どのの竿が弓なりになる。
どうやら大物のようだ。上へ下へと魚が走り期待が掛かるが、残念ながらウグイ
でした・・・。 私にも当たりが来るが、やはりウグイのみ。
場所を変え、次は大淵狙いに。 渕頭に沢の流れ込みが入っており、結構
期待する。 ここで夕暮れ近くまで粘るが、結局ウグイのみでした。
やはり気温が高いのと最近雨が降ってない影響か?
釣りの後、少し上流に移動し「道の駅おくとろ」で、川を眺めながら露天
風呂に入る。絶景の中のお風呂は、気持ち良いねえ〜。
まだまだ、明日があるさ!