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翠渓会静岡支部・支部釣行(西部)【第十四陣】

翠渓会静岡支部・支部釣行(西部)【第十四陣】 1

翠渓会静岡支部・支部釣行(西部)【第十四陣】

「待ちわびた雨だけど…」

 紀伊半島遠征記その3です。
今回も、AM&PMで入渓場所が違いますので
2部構成とします。

【データ】
 ・日程   :2006年05月02日
 ・天候/気温:曇りのち雨のち晴れ/最高20℃
 ・水系   :AM=十津川水系支流
        PM=熊野川本流
 ・宿泊地  :和歌山県本宮町
 ・温泉   :熊野川温泉さつき(熊野川町)
 ・釣行者  :蒼翠&管領 春翠どの

【釣行記】
 第一部)
  朝4:00起床。早々に身支度を済ませて、今日の目的地へ車で移動する。
 車止めからは、山行となる。天気は曇りで、気温は朝から高め。
  しばらくは川から高度差があるが、やっと川が近づいてくる。 渓相は抜群で
 (大淵とトロ場の連続)、水もエメラルドグリーンで綺麗だ。途中流れ込む沢は
 出合いが滝になっていて、淵に大物が居そうな気配である。(実際尺クラスの
 魚影が見え、二人の釣りバカ指数は一気に上がった。)しかし、両岸が絶壁で
 川床に降りられるポイントは限られる様である。
  中流部はゴルジュですぐに詰まりそうなのでパスし、上流を目指す。 何とか
 川床まで続いている枯れ沢を発見し、そこから下降する。踏み後があるので
 普段から使われている様子。 川床に降りると、丁度通ラズ巨岩帯の終わり
 に出た。上流はなんと広河原状。降りる前には判らなかったので、良かったー。
  巨岩帯を少し戻って釣り出す。 いかにも魚は居そうなのだが、当たりは無し。
 最近釣り人が入っている様子。 雨でも降れば、魚の気分が変わるのになあ〜と
 二人で話し出す。(これが良かったのか、悪かったのか?)
  広河原を過ぎると、山肌を二条に落ちる滝が見えた。 壮観なのでしばらく
 撮影会となる。(これも山に来る楽しみなので)この辺りから再び、落差が
 出始め淵が現れる。しかし、一向に当たり無し。山が高いのでアブラハヤが出ない
 だけマシか?
  さらに進むと、何と先行者有り。しかし、今から釣りの支度をしている様だ。
 不思議に思っていると、少し高い所に小屋跡がありここが上の山道とつながって
 いる事が判る。しょうがないので、ここで休憩後中流に戻る事に。その時ついに
 雨が降り出す。しかも紀伊半島特有の土砂降りとなる。すぐに止んだが、春翠どの
 が出したフライシートのお陰で、濡れずに休憩できた。(春翠どの、goodです)
  気を取り直して、中流部でポイント毎に降りて釣る事に(おじさん達には上り
 降りはシンドいです)このころから気温が下がり出し、少し期待が持て出す。
 淵では魚影が見えるので、粘るが餌の方には行かない。どうもかなりスレている
 様だ。 2カ所目で再び雨が降り出す。これが良かった様で、私の方に待望の
 当たり有り。しっかり合わして取り込んだのは、20cmのきれいなアマゴでした。
 さらに次を狙うが、雨が止んでしまい再び当たり無し。魚は相当神経質みたい。 
  寒くなりだしたので、ここは切り上げる。 私は一匹のみ、春翠どのはオデコ
 でした。

 第二部)
  十津川温泉に戻り、蕎麦を食べながら作戦会議。 私は邪道(春翠どの曰く)
 だが、寒いので温かいほうを食べる。
  会議の結果宿泊地近くまで移動し、熊野川本流に行く事に決定。 途中本日の
 宴会食材調達&車の燃料補給し、R168を下る。 熊野川本流の眺めはさすがに
 雄大でした。山も川の流れも。とても私のデジカメでは表現出来ないですね。
 川に降りてからも、しばらく圧倒されて、ぼーっと眺めていました。 釣りの
 方も川が広すぎて、とても歯が立ちそうになく、結局ルアーで遊んだだけでした。
 一方春翠どのの方は、そろそろサツキが上っているのを知っているので、夕暮れ
 まで頑張ってました。
  終わった後は、近くの「温泉さつき」へ。ここには熊野川で釣れたサツキの
 魚拓が貼ってある。すべて50cm超で、でかいな〜。 今度はサツキ狙いも
 良いかも? 温泉は、またまた露天風呂があり最高でした。



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