翠渓会静岡支部・支部釣行(西部)【第六陣】
翠渓会静岡支部・支部釣行(西部)【第六陣】
「遠征ですから…」
【データ】・日程:5月3日(木) /・天候:晴れ /水系:熊野川水系支流
【釣行記】 私の紀伊半島遠征帯同も本日で終了である。 午後には帰途に着かなければならないので、春翠どのの考慮にて熊野大社周辺の熊野川支流へ入る事となった。ここら辺の心遣いは、いつも大変助かる。
朝ややゆっくり目の6:30に出発。今日も早い時間には霧が出ていたが、すっかり晴れてピーカンである。今日は暑くなりそうだ。 目的地は、春翠どのも一度くらいしか入った事がないとの事。下流は里川であり、規模も大きくない。水量もやや少なめである。 林道沿いに上って行くと所々に堰堤が見える。堰堤が連続する所まで来ると、本筋側は伏流してしまっている。地図を見ると、ここから林道は川からの標高を上げ始めるので、流れが戻る所から入渓することにした。
川床に降りると、水量は多くないがなかなかの渓相である。下流と違って段差も有り、小さめながらも淵を形成している場所もある。昨日の川に比べたら、はるかに穏やかであるので、遡行は問題なさそう。 最初に来たのは常連さんのアブラハヤ。まあしょうがないので、ポイントを変えてアマゴの当たりを待つ。渓相が良く、穏やかであるので、遡行も楽しい。新緑の川を歩くのは、気分が良いな〜。 …と、のんびり釣り上がるが、アマゴの気配は全く無し。ここぞと言うポイントも、当たりが無いか有ってもアブラハヤである。アマゴは引っ込んでしまっているのだろうか? あっという間に10時前になってしまい、このままでではラチが空かないので、林道に上がり下流に戻る事に。
下流では、林道から見えた堰堤下の大淵を攻める事にした。春翠どのはお疲れの様なので、私のみ時間を決めて川に降りる。 しばらく平坦な川を歩くと、いきなり直径20mはありそうな大プールが出現。元は古い堰堤下のプールだった様だが、出水でもしたのだろか、流れが変わって堰堤横に別の流れ込みが出来ている。(今回の画像です)それにしても、鏡の様に静かなプールである。水質が良い様で、綺麗な翠色をしている。 かなり期待して、左岸の大岩の陰より、流れ込みの深場を攻める。大場所なので、長竿を振っても気持ちが良い。 数投目に当たりが出たが、嫌な予感。予感通り、ここでもアブラハヤでした。流す筋を変えても、やっぱり来るのはアブラハヤのみ。アマゴちゃんは、どこに行ったのでしょうね〜。しばらく粘ったが、状況は変わりなく時間も迫って来たので、未練ありありながら納竿とする。 結局今日はボーズだ。これがホームではなく、遠征の難しいところか?
帰りは途中の道の駅まで、春翠どのと同行とする。お互いの帰途までの安全とホームでの再開を約束して、別れた。 さあこれから自宅まで、7時間のロングドライブである。 春翠どの、4日間お疲れ様でした。今年も予定を合わせて貰って、ありがとう。おかげで、久し振りの渓流を楽しめました。来年は早目に体調を整えておきますので、今度は源流狙いで行きましょう! よろしくね。