翠渓会中日本圏本部・静岡支部支部釣行【第十四陣】1
『晴れやかに?終了!』1
【データ】・日程:9月26日(土)/天候:晴れのち曇りのち雨 【釣行記】静岡地区の殆どのみなさんと同じ様に、昨日が今シーズン最後の土日でしたので、天気とか川の状態とかに関係なく、釣りに行って来ました。恵み雨は振らなかったので、案の定超渇水のままでしたが…。 竿納めとして、行くしかないでしょう! 言い遅れましたが、今回は管領春翠殿、関東中部支部高翠殿との合同釣行となりました。
前日の夜中(正確には当日)に現地に集合し、夜明け前に睡眠不足のまま山行に突入。高翠殿は若いのでスムースに歩いているが、翠月殿は最近長い山行が少ないそうで、川への降り口へ着いた時には既にバテ気味だった。それでも、川床に降りると目の色と動きが変わって、誰よりも早く竿を出していた。 川の状態はと言うと、そう…今シーズン最低ですね!水が減り過ぎて、川べりの石が白くなっている所さえある程。さらに透明度は今シーズン最高で…。何か遠征組には申し訳ないです…。 (2へ続く)
翠渓会中日本圏本部・静岡支部
蒼翠
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翠渓会中日本圏本部・静岡支部支部釣行【第十三陣】2
『雨、降らないな〜』2
【釣行記】釣りの方ですけど、ここ最近の気温の低下通り、ペアリングが始まっていました。さかなが渕尻で何匹か並んでいるのが見える事がありましたが、餌が通っても無視または逃げちゃう事が多かったですね。 それでもさかなが居る事は判っているので、良いポイントでは何回も流して、ねばって誘い出す感じでした。 型は、小さ目でしたね。夏場に天候が安定せず、餌をあんまり食べれなかったんでしょうね? 8寸クラス以上のさかなは、サビが出始めて、オスは白子でメスはイクラでお腹を膨らませていました。はっきりした婚姻色が出ているヤツは、まだ居ませんでしたが…。下がったと言っても、9月にしては気温が高いからね〜。
何だかんだと師匠と話しながら、ヘツリや高巻きを繰り返し、本日の最終目的地の広河原に到着。それまでの峡谷とは別世界で、なんか清々しい景色が広がってました。そして、ここでは秋がはっきりと始まっていました。
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翠渓会中日本圏本部・静岡支部支部釣行【第十三陣】1
『雨、降らないな〜』1
【データ】・日程:9月19日(土)/天候:曇り時々晴れ 【釣行記】前回書いた通り、少しでも雨が降る事を期待して、2週間開けました。 しかし、雨降るませんね〜。自分が住んでいる所では多少降る日が有ったはど、山の方はお湿り程度だった様です。それでもシーズン残りが少ないので、駄目もとで行って来ました。同行は師匠です。
今回は、さかなが遡上している事を期待して、大沢の上流部です。日の出前から歩き始めて、長い山行の後沢の出合いに到着。シーズン真っ盛りなら出合いから釣るところを、今回は遡上したさかなが溜まりそうなポイントまで飛ばした。 しかし、超渇水だね〜。例年の夏場より酷いんじゃないかな〜。それに輪を掛けて、8月の地震の影響がここにも出ていて、とにかく砂利の流入が多い。瀬はしょうがないとして、淵なんか1/3の大きさまで埋まっちゃっているよ…。 (2へ続く)
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翠渓会中日本圏本部・静岡支部支部釣行【第十二陣】2
『ひと雨降れば…』2
【釣行記】続きです。 釣りの方は、一匹目は20cmクラスのアマゴがすぐに出て、ボーズは逃れた。最初の巨岩帯で、私が8寸クラス、師匠が尺クラスのアマゴを上げてスタートは上々。さかなは、例年と違い婚姻色がまだ出ていない。こちらも気温が高く、雨が少ない影響か? 続いて開けた瀬に入ると、日が高くなってきた事もあり、ぽつぽつと言ったところ。瀬の中にもさかなは居るのだが、サイズは小さい。かと言ってブッツケの深場を狙ってもアタリはなく、カケあがりで小物がつついている様子。この時期は、ポイントを絞るのが難しい。良型は朝出てから音沙汰無しで、昼ご飯時になってしまった。 昼ご飯後は、渓が狭まり実績のあるポイントが多くなる。時には股まで水に浸かりながらの遡行して行くと、やはり良型が出た。瀬が良い様だ。途中に流れ込んでいる小沢の小さな滝壺でも出た。ペアリングの準備だろう。結局、最後の2時間で今日の良型のほとんどが出た。 釣果にムラがあるのは、減水の所為だと思うので、まとまった雨が降ればさかなの活性も上がるのでは?一方雨で気温が下がれば、ペアリングを始めてしまうかも?悩ましいところだ。
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翠渓会中日本圏本部・静岡支部支部釣行【第十二陣】1
『ひと雨降れば…』1
【データ】・日程:9月5日(土)/天候:晴れ時々曇り 【釣行記】先週に続いて、ホームの支流に行って来ました。今年も禁漁までラスト一ヶ月になったので、ペースを上げていきたいと思ってます。 先週は単独行でしたが、今週は師匠と同行です。
当日は、天気も良くベストコンディションと行きたいところだが、残念ながらお盆休み以降まともな雨が降ってないので、川は渇水状態だった。山の木にも影響が出ており、まだ9月と言うのに落ち葉を散らし始めた木も有った。師匠曰く、これは木が自分を守る為に葉っぱまで養分を行き渡らせていない為だろうとの事。 水量が少ないので、遡行は全く問題無し。今回入った区間も、お盆前の長雨の影響で淵の砂が多めだった。 また、3年振りに入ったので所々渓相が変わっており、大増水時の流木も増えている様だった。 (2へ続く)
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翠渓会中日本圏本部・静岡支部支部釣行【第十一陣】2
『渓は大丈夫?』2
【釣行記】続きです。 さかなは思っている以上に逞しい様で、直ぐに20cmのアマゴが出た。体に傷もなく、元気に引いた。 その後もポツリボツリと出るが、型は小さく20cm止まり。ここは結構淵があるのだが、淵の流芯脇は音沙汰無し。淵尻や瀬にさかなは出ている様だ。また、ここ2日以内の足跡があるので、目星いポイントはスレているのか? それでも、8月の渓は山の緑が綺麗だし、気温が高いので川に入るのも気持ちが良い。減水ぎみで水も澄んでいる。釣りのコンディションとしては良くないが、沢登りとしては悪くない。 10mの滝を高巻きし、巨岩帯を抜けると、両岸を門状絶壁に囲まれた大淵が見えた。いつもだと、この下で良い型が出る事が多いのだが、今日はアタリがない。この大淵は底が深く、流れも速いので苦手だ。アタリが出ないので、昼ご飯とした 大淵を越えて、2個目の滝を高巻きしてからが今日の釣りの本番となった。最初は、淵の巻きの中から、次に深めの瀬の中から続けて8寸クラスのアマゴが出た。久し振りに良い型が来て喜んでいたら、今日一番の大物はイナシが足りなくて取り込み直前で外されてしまった。 その後同じクラスを追加した所で、登り口に到着し、本日の釣りは終了した。
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翠渓会中日本圏本部・静岡支部支部釣行【第十一陣】1
『渓は大丈夫?』1
【データ】・日程:8月29日(土)/天候:晴れのち曇り 【釣行記】地震後、初めてホームグラウンドに行って来ました。前回より約1ヶ月半ぶりです。 南アルプスの渓は元々地盤が弱いので、地震時の土砂流入が心配でだったが、地震前に続いた雨とダブルパンチで予想以上に状況は悪化していた。
今回の行き先は、支流の本筋で、まずは長い山行となる。途中の山道は、やはり地震の爪痕である落石&倒木が所々にある。また斜面がずり落ちた箇所もある。どうにか川への降り口に到着し、200m降りて川床に立つ。 川は一見変化無い様に見えるが、淵には砂が入り、増水の流れ跡には土砂が被っている。さかなは大丈夫かな〜。 尚、今回デジカメを忘れたので、ケータイのカメラを使いました。写りが悪いのは悪しからず。 (2へ続く)
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翠渓会中日本圏本部・静岡支部支部釣行【第十陣】
『ここは山も渓も大きい』
【データ】・日程:8月13日(木)/天候:曇り時々雨 【釣行記】今日は帰りの長距離運転があるので、10時までをメドに本流に入る事にした。師匠は、昨日の山行がきつかった様で、釣りは休みテント場でゆっくりしているとの事。 本流は水量が多く、川幅も広い。渓相としては、深い瀬と大岩の段差が交互に現れる感じだ。今日も水が澄んでいて、深いところはエメラルドグリーンが綺麗で吸い込まれる様だ。それでいて透明度が高いので、流れが緩いところは底が見えている。 取り敢えず目ぼしいポイントから攻めるが、暫くはアタリ無し。しかし、眺めがダイナミックなので、長竿を振っていても気持ちが良い。 段差の淵の中の沈み石近くを何回か流していると、やっとアタリ有り。結構良く引く。魚影にボリュームがあり、銀色に光ったのでまさかと思ったが、何と8寸ヤマメだった。後から聞いた話では、漁協が稚魚放流をしているとの事。 その後イワナを一匹追加したところで、雨が降り出した。暫く様子を見ていたが、止む気配が無いので少し早いが撤収とした。この渓は北アルプスの大峰の中なので、雨になると一気に増水する。また両岸が急傾斜または絶壁なので、逃げ場が少ない。早めの判断が必要だ。
帰り道は温泉に入った後、のんびりと道の駅に寄り道しながらとした。天気は雨が降ったり止んだりで安定しない。中津川辺りからは晴れとなり気温も上がって来た。やはり先程までは、北アルプスの懐にいた事を実感した。
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蒼翠
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翠渓会中日本圏本部・静岡支部支部釣行【第九陣】3
『源流は甘くて、辛い?』3
【続きです】沢を下り、本筋で師匠と合流。釣りの具合を聞くと、芳しくないとの事。水は澄んでいて、渓相は抜群に良いのだが、砂が出ているとの事。前はそんな記憶が無いので、心配材料だ。 自分も釣り始めるが中々アタリが出ない。やっと出ても20cmクラスだ。瀬は比較的影響を受け易いと思い、深場を中心に狙う。それでもアタリは遠い。 その内特徴的な岩盤の淵の連続帯に到着するが、ここでのアタリは少なく、型も小さい。次に普段ならヨダレが出そうな大淵の連続帯に入る。これまでの経験から、ここで尺物が出てもおかしくないのだが、アタリは無し。一体どうしたのだろう?狙うポイントが悪いのか?それともイワナが出て来ない理由があるのか? とうとう、二俣に到着。ここからは、水量が半分になり、下と違い段差と穏やかな流れが交互となる。ここからも以前程の魚影は無く。しばらく入った所で切り上げる事にした。今思えば砂はこちらの方が多かった様だ。 道に上がってからが、今日一番辛い場面となった。何と道が完全に消えていた。所々それらしき形跡はあるのだが、薮がひどく踏み跡も無い。途中で道を見失い、小沢に沿って戻る事もあった。実はこの沢が発見で、1m程の川幅なのだが、何と本筋よりも魚影が濃く走り回っていた。砂はほとんど無かった。 ようやく元の林道に戻ったところで安心し、二人共座り込んでしまった。帰り道には他の沢を覗いてみたが、良さそうな場所には人が入った痕跡があった。常連組は、川の状態を知っているのだろう。 帰りはまた延々と歩き。途中の沢の橋の上で、コーヒータイムとし、今日の出来事を振り返り、次回のリベンジ作戦を語り合った。
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翠渓会中日本圏本部・静岡支部支部釣行【第九陣】2
『源流は甘くて、辛い?』2
【続きです】対岸に渡る橋を越えてから、もうしばらく薮こぎで進む。本筋に緩やかに落ちている沢から本筋へ下る事にした。事前に地図で調査しておいたのだが、この沢は結構奥が深い。実際の渓相も結構良く、自分は色気が出てきてここを攻めてみたくなってきた。 師匠に告げて、様子見のつもりで釣り始める。すると、3箇所目のポイントで早速アタリ有り。20cmのイワナがあがる。その後も良さそうなポイント毎にアタリが有り、同じサイズが出た。 登っていくと増々渓相は良くなり、空は青く、稜線の緑とのコントラスが綺麗で、至福の気分になる。色んな意味で遠かったが、やっぱり来て良かった。 ブッツケのポイントでそれまでと違う手応えがあり、魚は中々上がって来ない。9寸のイワナだった。顔がでかいが痩せている。このサイズが出るならと、期待が膨らむ。 その後3mの滝に着いた。滝壺は深く、緑の水をたたえている。よく見ると、何匹かのイワナが浮いたり沈んだりしているのが見える。意気込んで仕掛けを投入するが、中々アタリは出ない。イワナが餌の方に動いているのが見えるのだが、どうもこちらに気付いている様だ。 ここで欲張ってもしょうが無いのと、下で師匠が待っているので切り上げる事にした。(3に続く)
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