翠渓会静岡支部・支部釣行(西部)【初陣】2
『やっと行って来ました』2
今年は初物から良い魚に出会えたので、気分も良くなり、さらに沢を詰める。ポイントとしては悪くないのだが、初物以降は当たりが遠のく。やはり普段の環境があまり良くないのか?本流との出合いが、かなり下に見える所まで上がった所で、見切りを付ける。先程のは貴重な一匹だった様だ。本流に戻り、当たりが無いまま遡行を続けると、また左岸に沢が現れた。こっちの方が1本目よりも水量があり、土砂も少ないので、見込みがありそうだ。今日師匠はまだ1匹目が出ていないので、この沢は師匠に譲った。自分は、あまり期待できない本流のブッツケを探る事に。(今回の画像です)やはり当たりは出なかったが、春らしい渓相を楽しめた。新緑がちらほらする中に、ヤマツツジやヤマザクラのピンク系の色が映えて綺麗だ。あまり時間がたたない内に、師匠が戻って来た。渓相は良いのだが、当たりは無しとの事。先行者が入ってしまったのだろう。再び本流を遡行して行くと、本日2個目の堰堤が現れた。師匠によると、この堰堤を越えれば、本日の目的地に入れるそうだ。これを越えれば本番という事だ。堰堤の直下からは右岸に取り付けそうだが、最後堰堤上に降りる辺りが危なそうに見える。今日は無理するつもりはないので、少し戻って巻き道で高巻く事にした。巻き道はしっかりしているのだが、とにかく高度を上げ続けて、なかなか水平道にならない。しびれを切らして、水平道にチャレンジしてみるが、昔の道は落ちてしまっていた。ここも安全第一で無理はせず、さらに高度を上げた。そろそろ稜線近くになってきた所で、高度計を見ると、川床から150m登っていた。この時既に二人ともバテバテで、例え水平道に入っても上下150mの往復をする体力は残っていない。二人で顔を合わせて、本日の目的地は諦める事にした。(師匠は、ボーズでした。ごめんなさい)結局これが正解だった様で、一度川床に降りて、再び対岸を登って山道に戻る時は、二人とも足がもつれてかけていた。帰り道は、師匠のレクチャーで山の花を眺めて、春の山を楽しんだ。
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翠渓会静岡支部・支部釣行(西部)【初陣】1
『やっと行って来ました』1
【データ】・日程:4月20日(日)/・天候:曇り時々晴れ /・水系:天竜川水系
【釣行記】約2ヶ月間放ったらかしにして、すみません。今週末やっと今シーズンの初釣行に行ってきました。スギ花粉は無事終了し、ヒノキ花粉も早くもピークをすぎ、タイミング良く暖かい雨が続いたところで、やっと私の渓流シーズンは始まりました。初釣行と言う事で、のんびりと朝6時に師匠と待ち合わせ。そこから1時間半走って、今日の目的地へ。現場の車止めに着くと、先行者が1台あり。日曜だから、これくらいは仕方なし。またまたのんびりと朝ご飯のパンを食べながら、6ヶ月ぶりの釣り支度をする。今日はここから約2km歩いて、師匠が30年振りの渓に入るのだ。久し振りの山道で結構疲れた後、川床に降りる。車止め近くの本流は、まだ灰色に濁っていたが、この辺りは笹濁りになっている。中間で土砂が入っている様だ。 師匠によると、目指す沢はしばらく本流を遡行してからとの事。まずは、本流を遡行しながら釣る事にした。それにしても本流は真っ平らで、ポイントは大岩周りとカーブのブッツケくらいだ。初めての渓なので、マメに探るが当たりは全く無し。水温はそんなに低くないのにな〜と思っていると、今日のものと判る先行者の足跡が!上流に先行していた師匠も同じ様だ。そうこうしている内に、最初の堰堤が現れたので、左岸を巻く。川床に戻ってから直ぐに、左岸から沢が入ってきた。本流が期待出来ないので、まじめに探ってみる事に。両岸が切り立っており結構険しそうだが、土砂や落石も多少あり荒れ気味の様だ。入り口付近で当たりが無かったので、師匠は本流に戻ってしまった。自分は階段状の落ち込みに着いた。3つ目の淵で待望の当たり有り。しっかり合わせると、結構良型の魚が見えた。階段状の途中だったので、下らないか慌てたが、案外すんなりと寄ってきた。8寸アマゴだ(今回の画像です)姿をよく見ると、引きが弱かった理由が判った。擦り傷が多いのだ。今回の増水で石が流れて来て、弱っていたのだろう。記念撮影後、そっとリリースした。
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先週末は、遂に解禁となりましたが、みなさんの初釣果は、どうでしたか?
私は、前回の予告通り、まだ釣りに行っていません。 それでも日曜は天気が良くて、昼間だけ時間が取れたので、師匠と一緒に川の近くへ年券を買いに行って来ました。
今回はただそれだけです。 ついでに里川を覗いて来ましたが、水量が少なく魚影も見れませんでした。
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シーズンが始まるに当たり、今年の抱負(意気込み?)をひとつ。
来週末より本格的に動き出す人が多いと思いますが、今年も安全を第一に渓流釣りを楽しみましょう!メンバーの年齢層が二分されてきていますので、特に中高年層の人はそろそろ自分の体力低下を自覚した方が良いかもしれません。(実は最近私は「こんなはずでは?」と思う所が多い) また、綺麗な川があっての釣りですから、マナーも忘れず守りましょう。釣り場に弁当ゴミが落ちていると、ガッカリしますよね!
私の今シーズンの予定は、
・3〜4月に天竜川方面に初釣行(したいな〜)
・5月は、GWの紀伊半島遠征に同行(翠月どの、いつもお世話になってます)
・8月お盆休みに親子キャンプ
・5月〜9月は、月1〜2程度で本陣に行きたい。例年通り、師匠と同行になると思いますが、メンバー間で予定が合えば、一緒に入りましょう!
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翠渓会静岡支部・支部釣行(東部)【第十五陣】
今シーズンは本陣にもほとんど行けず、たいした釣果も無く
更新が完全に滞ってしまいましたが、先日カッコイイあまごが釣れたので報告します。
今回訪れた渓は初めての場所で、何年も前から行こうと思っていても
中々訪れるチャンスが無かった渓なのであります。
アプローチの登山道で汗だくになり、ようやく釣り場に辿り着くと
軽く朝食を済ませ早速つり始めた。
最初のポイントでは直ぐにアタリがあるもののバラしてしまうが、
次のポイントで良いのが掛った。なかなか精悍な顔付きの9寸あまごだ。
暫くして今度は更に大きそうな引きであるが、開けた場所で簡単に取り込み成功。
今まで釣ったあまごの中では最大の33センチ。しびれた〜
喜んでいると直ぐにまたすごいアタリが有り、今度はチョット手こずりながら
岸にずり上げると鼻の曲がったスゴイ奴!!
こんなカッコイイあまごは初めてだった。サイズも33センチと申し分ない。
少しの間放心状態だったような、、、
去年まで尺あまごを釣った事も無かったのに、今日一日で33センチを2本も釣ってしまった事に
正直驚きというより、恐い感じに成ってしまった。
その後も速い流れの向こう側で、またデカイのが掛ったのですが
自分は動く事が出来ず、渡渉も出来ない場所だったので大変!
魚が疲れた頃を見計らい速い流れを渡して何とか取り込み成功。
38センチのイワナでしたが、あのあまごの後だったので余り大きく感じなかったなぁ。
その後は滝を越えたらチビばかりに成ってしまったので諦めかけた頃
ついにデカイのが掛った!しかし今度は取り込み寸前でバレてしまった。
ここで竿を仕舞う事にしました。しかしこんな日も有るんですね〜
帰り道滑落でもしちゃうんじゃないか心配で、慎重な足取りで登山道を歩きましたよ(笑)
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翠渓会静岡支部・支部釣行(東部)【第十四陣】
今回は本流でルアーを楽しもうと思う。
渓に降り立つと少しだけ河原を歩いて直ぐに釣り始める事にした。
暫くしてカーブのぶっつけの深さがあるポイントで、魚の側面の?ギラッ?が見えた。
慎重に同じ所にキャストして巻き始めるとガツンと来た!
良い型の魚だが、広い場所なので落ち着いて余裕の取り込みである。
体高の有る良型イワナだった。
何の変化もない流れでは、テンカラや餌釣りではどうやって狙って良いか解らないのでこのような流れでは殆ど釣りした事は無いが、ルアーの場合は斜め上流にキャストして巻いて来るだけなのだ。
今日は魚の反応が良いようだ。しかも良型ばかり良く釣れるので面白い。
今まで見向きもしないで釣り飛ばしていたような流れでも、魚は沢山居るもんだと、再認識してしまった。
倒木のあるポイント。何度かキャストすると偶然良い所に入った。
ゆっくり引いてくると魚の反転を確認出来た。そして同時に竿を持つ手には力が入りグイグイと力強い
生命感が伝わってくる。何度経験しても良い感覚である。一気に巻上げて岸にずり上げて取り込んだ。メジャーをあてると32cmと本日の大物賞だった。
その後も何でもない流れから『何処に居たの?』って感じで出てくる渓魚と戯れ、楽しい一時を過ごす事が出来た。
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翠渓会静岡支部 検索項目4
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翠渓会静岡支部・支部釣行(西部)【第十三陣】2
「雨でしっとり終了」
【データ】・日程:9月29日(土)/・天候:雨
【釣行記】続きです。小屋に着いた時のは、全身びしょ濡れ。大粒の雨が止む様子がなく、気温も下がって来たので、しばらくここで体力を温存する事にした。まずはカッパを脱いで、インナーを追加し低温対策をする。続けてコンロに火を入れ、温かいカップスープを作る。お腹も空いていたので、ホッとする。その後1時間ほど雨釣り談義で盛り上がっていると、雨が小降りになってきた。そこで、次の沢へ出発する事に。本日2番目の沢は、釣る距離が短い。よって入った所から、じっくり攻める。2番目のポイントで当たりあり。結構引いて、8寸クラスが上がる。背突っ張りに成りかけのオスアマゴで、婚姻色が出て全体がピンク掛かって綺麗だ。ここよりやや上で20cmクラスを追加後、当たりがピタリと止んでしまった。淵が埋まっているので、今年の台風の影響が抜けていない様だ。師匠と相談し、ここで昼ご飯休憩とした。相変わらず小雨が降り続いているので、大岩の陰で温かいラーメンを作る。昼飯後3番目の沢に移動。ここでは放流もののニッコウイワナ狙い。本来この水系には居ない魚で気が進まないが、尺クラスがいるのでお遊びとした。イワナの居るポイントまで、まずは沢を降りる。狙ったポイントで上下に分かれて釣ると、ほぼ同時に魚を掛けた。私のは8寸クラスで直ぐに上がったが、師匠のはグルグル走り回って中々上がって来ない。やっと上げたのは35cmクラスだった。師匠は、この魚で今年の竿納めに出来そうだ。さらに釣り下って行くと、渓相は良いのだが当たりはなし。大分下ったところで、木に覆われた暗めの淵が現れる。ここは!とピンと来たので、慎重に一投目を入れると直ぐに当たりあり。合わせると結構引くので尺クラスのイワナかと思ったら、何と8寸アマゴでした。(今回の画像です)魚体をよく見ると、全体が金色掛かっている。こんな小沢で良い魚に会えるとは、やっぱりこの水系は貴重だ。 自分も竿納め気分となり、ここで竿を畳んだ。
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翠渓会静岡支部・支部釣行(西部)【第十三陣】1
「雨でしっとり終了」
【データ】・日程:9月29日(土) /・天候:雨
【釣行記】 とうとう今年も9月一杯で禁漁入ると言う事で、今週末に最終釣行をされた方も多いと思います。私も今年の渓流竿納めに、師匠と一緒に行って来ました。 今回は私の現地到着が遅くなるので、師匠に先に行ってもらう。23時頃到着すると、こんな山の中でも多少蒸し暑い。明日は雨の予報なので、ドカ降りにならないか?心配である。
当日4時起床。眠くてすぐに起き上がれない。折角来たのだからと、気合いを入れ直し外に出る。 師匠を起こし、今日の予定を打ち合わせる。春翠どのと初顔合わせの高翠どのも夜中着で来ており、朝から盛り上がる。頭がまだ寝ボケ気味で準備が遅くなり、4人一緒に5時半頃出発。 私と師匠は、小沢巡り。春翠どの達は、本流筋に分かれる。案の定雨が降り出し、カッパを着る。まだ小雨だ。
一本目の沢に着いた時には、本降りになり出した。今年初の雨釣りの中、竿を出す。入ってすぐに滝があり、私はここで粘る事に。師匠はエスケープし上流へ。(今回の画像です)良い形の釜があり、魚が溜まって居そうだ。2投目に渕尻にて当たりあり、合わせると20cm弱のアマゴが上がる。最終日にボーズにならず、まずは一安心である。同じサイズを追加した後、当たりが遠のいたので師匠を追いかける。 師匠は結構早いベースで進んでいる。こういう時は、釣れていない時が多い。やっと追付いて聞くと、芳しくない様子。雨も酷くなって来たので、ここは切り上げて一度小屋で休憩する事にした。
2/2へ続く
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翠渓会静岡支部・支部釣行(西部)【第十二陣】2
「夏渓でバテバテ?」
【データ】・日程:8月25日(土)/・天候:晴れ
【釣行記】 続きです。今日のポイントは緩めの流れの様で、体力の回復していないアマゴは瀬には出ていない。相変わらず釣れる魚は小さいが、数は出始めたので、来年に期待を掛けてリリースを続けた。遡行の方は、全く問題無し。いつもは深場で難儀する所も、土砂のおかげで?ほぼスルーである。途中枝沢の滝にて、師匠に滝壺を勧められたが、淵が浅かったので私はパス。通り過ぎた後師匠が騒いでいるので、振り返ると竿がしなっている。上がったのは9寸オスアマゴ。鼻が曲がり始めている。師匠恐るべし、経験は伊達では無い。師匠の助言は、素直に聞いておこう! 次の枝沢にて早速実行。何回か流している内に、期待の当たり有り。滝壺は小さいが暗く、その中をグルグル回って中々上がってこない。ようやく取り込んだのは、9寸サイズだった。師匠ありがとう!遡行が順調?なので、気が付くと予定よりもかなり奥まで入っていた。溪谷も狭まばり、暗くなっている。魚の方も8寸クラスがポツポツと出る様になったが、帰りの時間も考えて、ここで納竿とした。案の定帰りの距離が予定より長く、山道に上がった時に既に二人共バテ気味。山行中は完全にバテて、足が上がらない事もしばしばだった。
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